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豊田機械第二部
片桐 綾
KATAGIRI AYA
愛知淑徳大学 文化創造学部 環境文化専攻卒 2006年入社
豊通マシナリーに入社を決めたのは、世界を代表する自動車メーカーの縁の下の力持ちとして活躍できることに魅力を感じたことに加えて、大学までバドミントン一筋だったのですが、バドミントン部での活動と仕事を両立しながら、キャリアアップできる会社であることに魅力を感じたからです。
入社後は、営業アシスタントとして、大手自動車メーカーの国内工場向け工事案件や、設備調達に関しての見積もりや問い合わせ対応、部品の発注、支払い業務のほか、グループ内の庶務業務として経費処理や社用車の管理を担当しています。また、私が取りまとめ役となって、アシスタントが集まるミーティングを月に1回設け、ファシリテーターとしてお互いの困りごとや悩みごとを話し合う場を作っています。学生時代、バドミントン部のキャプテンを務めていたこともあって、チーム力の重要性を理解していましたし、その醸成のためにもっとも大切なことは、密なコミュニケーションを図ることだと体験してきたからです。業務上で困りごとがあった時に、ミーティングでアイデアを出し合った結果、解決できたことも多々あります。私たちが工夫したことによって、担当の営業スタッフやお客様に喜んでもらえると、大きな喜びを感じます。
入社9年目の時に一人目を、その2年後に二人目の子どもを出産しました。当社では育児休業を一人につき2年間まで取れますので、私は4年間取得しました。現在は時間短縮勤務制度を利用して9時から16時まで勤務しています。復職後は、通常より短時間で働くことになったため、限られた時間内でいかに業務効率を上げるかを考えるようになりました。さらに、今まで以上に営業担当者には何が必要で、どこまで資料を作れば動きやすくなるかを考えて仕事に取り組むようになりました。時間内で最大限のパフォーマンスを!そう思うことで、モチベーションも上がり、ひいてはいい結果につながっているような気がしています。
仕事では、子育てとはまた違った楽しさを感じています。子育ては子供を見守ることですが、会社では同じ仲間と対等に意見を言い合うことができます。会社に必要とされていることを実感できますし、それが生きがいにもなっているとも感じています。一方で、これまでは「私はこう思う!」の一点張りのところがありましたが、子育てというライフイベントを経験するなかで、違う考え方の人にも耳を傾け、一歩引いて違う目線から見る余裕ができたような気がします。当社には、私と同じように育休、時短を取得している人は多数います。そのため、私が特別な存在なのではなく、当たり前のように受け入れてもらえる風土があり、ありがたいと思っています。
勤続年数こそ12年を数えますが、正直4年間のブランクは小さくはないと思っています。仕事を続けるからには、常に上を目指したいので、業務に役立つ講座を積極的に受講したり、昇格のための資格取得にも取り組んでいます。頑張りたいと思えるのは、いつも温かい目で見守ってくれる職場の仲間がいるからです。産休前には、「元気な赤ちゃんを産んで、元気に戻ってきてね!」とみんなに声をかけてもらい、勇気付けられましたし、出産後は花束や出産祝いを贈ってもらい、温かな心遣いに感激しました。今も急に子供の体調が悪くなって急遽退社せざるを得ない時も、みんながサポートしてくれますし、「お迎えの時間よ」と声もかけてくれ、感謝の気持ちでいっぱいになります。もちろん家族の支えも大きいです。下の子どもも、最近ようやく保育園に泣かずに行けるようになりました。子どもたちも頑張っているので、私も負けていられません。「ママはこれができるようになったのよ」と子どもたちに言えるような仕事をやっていきたいですね。