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常備品事業推進部
中村 友香
NAKAMURA YUKA
椙山女学園大学 国際コミュニケーション学部
国際言語コミュニケーション学科卒 2008年入社
将来は高校の英語教員になりたいと思い、大学で留学も経験しました。就職を考える際、英語は好きですが、本当は教えるのではなく使う方が向いていると思い、海外との関わりが多い豊通マシナリーに入社を決めました。入社後は業務職(一般職)に配属され、常備品部に所属。フランス、アメリカ、メキシコ、カナダ、ブラジルを担当。各国にある日本の大手自動車メーカーの工場に、設備の補修部品や設備の稼働に必要な油脂類、素材、備品など、幅広い製品を届けていました。現地とのやりとりはすべて英語です。望んでいた英語を使っての仕事にやりがいを感じながらも、英語は得意だったはずなのに、込み入った内容を説明する時には、自分の英語力の拙さに情けない思いになることもありました。それでも何とか意図を伝えたい、理解してもらいたい、という一心で話をするうちに、英語力が自然と身に付き、いつの間にか日本語ではなくまず英語で考えられるようになっていました。たとえば、業務改善を提案する際、改善しなければならない理由と、その後に想定される結果を説明しないと、お客様には納得していただけません。そういった説明を英語でスムーズにこなせるようになってきたことで、随分と自信がつきました。
当社へ入社した際の目標のひとつは、海外で仕事をすることでした。しかし、配属された業務職では、当時は海外出張はおろかお客様と対面する機会もほとんどなく、「直接顔を合わせてコミュニケーションをとるチャンスがあればもっとスムーズに仕事を進めることができるのに」と歯がゆい思いをしていました。私の考えや要望を主張し続けた結果、少しずつお客様と対面できる機会が増え、入社5年目には初めての海外出張に!とても嬉しかったです。普段は電話でしか話ができない現地のお客様と直接対面し、会話を交わしたことで、お互いの考え方や人となりもわかり、その後の業務も格段にやりやすくなりました。さらにその2年後には、一人で海外出張するチャンスに恵まれました。現地の人や仕事をより深く知るにつれて、現地で一緒に働いてみたいという思いがますます強くなり、海外駐在が可能な総合職への転換試験を受けたいと上司に相談しました。入社以来、海外で働きたいという強い思いを常に語っていたからか、上司も快く背中を押してくれて、非常にありがたかったです。
2017年に転換試験を受験。念願が叶い、2018年4月から総合職として勤務しています。部署は変わりませんが、立場が変わったことで、仕事自体も、仕事に対する考え方も変わりました。それまでは、いかに目の前にある業務をこなすかということに必死だったのですが、今はまず問題を分析し、自分の課題を俯瞰することで、やらなければならないポイントを明確にできるようになりました。さらに豊通マシナリーの顔として、いっそう責任も大きくなりましたが、表に立って自ら案件を動かせるようになったことで、今は仕事が楽しくてたまりません。
2019年、ついに念願叶って、1年間ブラジルで勤務することが決まりました。現地では、日本と同じ仕事を任されるのですが、業務以外に現地スタッフの育成という役割も担います。まだまだ言われたことだけをこなしていくことが精一杯なスタッフが多いように感じていますので、彼らが任されている仕事の意義を考え、自分なりのやり方を見出し、仕事の面白さを感じてもらえるよう、指導していきたいと考えています。自分一人の力はたかがしれています。チーム一人ひとりの最大限の力を引き出すことで、大きな成果に結びつく。その実現のためにも、マネジメントについて学び、経験を重ね、信頼してついてきてもらえるような存在になりたいと思っています。
当社には、一人ひとりの業務に取り組む姿勢をきちんと見てくれる上司がたくさんおり、頑張れば頑張った分、次のステップに進むための道を用意してくれます。また、疑問に思うことがあれば行動さえ起こせば変えられる環境もあります。職種や性別などで区別することなく、まずは経験させてくれるところも大きな魅力です。私は職種転換制度を利用して業務職から総合職になることで、入社前からの夢を実現させることができました。職種や性別に関係なく、多くの人が本当にやりたい仕事ができたり、居心地のいい場所を見つけることができるのが、豊通マシナリーという会社です。仕事に意欲的に向き合いたい方には、ぜひ挑戦して欲しいですね。